数学の教え方考


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まず最初に

ノートの意味を考えること。ノートは何のためにとるか意識すること。これてっとっても大切なのでこれは直sつお話ししながら考えましょう。

暗算は数学弱者の敵 中学生になっても割り算記号を使い続けるぐらい重大な失敗だと思いますよ。

高校生目線で数学ができない理由

  • 計算力がない
  • 公式の目的を意識してない理解してない
  • そもそも考えることを放棄している

数学とは問題があって簡単なものは公式を当てはめるだけ解けます。けどそれは問題でもなんではなくてただのパズル

数学の本質というのは考えることにあることをまず指導者が理解しているか。そしてそれを生徒に伝えることの意味を考えているか。数学の本質は問題を解くことにあるのではなくて問題を考えることにあるのです。

まず

数学を指導する人が数学を教えることの意味を理解しておく、教える内容について何を伝えたいかを考えておくことがまず必要になります。

そのうえで

自分が考えているプロセスを生徒と共有できることが大切だと考えます。

さて、この共有という作業のバックボーンが会話と具現化になります。

まず会話ができないと共有ができません。少なくとも、数学の本質とまではいかなくても

「あなたが今度のテストで点数を取るためにはこういう作業と手順が必要だから一緒にやってみよう。」

と、理解と共感の上で学習に導くこと

そのうえで具現化(イラストを描いたりして)生徒と自分の理解の隙間を少しでも埋めることが必要になると考えます。

今口は音楽もするのですが一つの楽譜から見える状況がチームでそろうことで同じ方向の音楽が奏でられるのと酷似していますね。

 

家庭に要求するのはこの会話力です。

チャンスをとらえて、子供のことを根掘り葉掘り教えてもらうような会話を増やしてもらうといいのです。

でも、単なる会話ではいけません。単語会話で放り出す、

母娘の会話

宿題すんだ? あ、今日学校で先生ださかった。 そう、そうだ、買い物行かなきゃ。 ねえねえ○○ちゃんきもいんだ…

こんな言葉のやり取りの日常が家の中にあればそれは思考にはつながりません。でも当たり前にこんな会話とも言えない言葉の投げかけが平気で行われている日本の家庭の姿があるように思います。思考は言語の積み重ねです。

我々に使う日本語は外国語より深いと思います。ですからこれを使って会話するだけでも数学力が高まるんですが英語学習に力を入れすぎて大切な財産をないがしろにしている日本人の姿に気づいていない人が多いのです。

そしてこの積み重ねが「考える」ことの放棄をうみ「めんどくさい」「わからん」の言葉で思考をてばなすようになります。

そこは踏ん張ることでしょうが

そもそもが スタートラインの「計算力」に課題が帰っていきます。

ただ ややこしい計算は必要です。100m世界記録を狙うのに練習で100mだけ走る練習はないでしょう。少し大きな負荷を与えることで100mが体感として軽いものに感じる。そんな稽古をするわけですから少しややこしい計算をすることは必要です。

でも計算が狙いではなくてややこしい計算をすることで計算の負荷を下げてその分体力を思考に回すことが数学学習の狙いです。

高校でやたら計算がむつかしくなる時に計算で疲れる自分の体力(計算力)の低下を感じるのが昨今です。困ったものです。

あらためて

  • 計算力がない
  • 公式の目的を意識してない理解してない
  • そもそも考えることを放棄している

この3つが、数学のできる、できないにかかわっていることを考えてみてください。

問題が「わからない」で終わっている生徒からよく出る声で、「どこがわからないのかも分からない」という答えが返ってくるのです。

時間をかけてきちんとディスカッション

「この問題は、前見たことあるこの問題と似ているね。」とか、「こうするとこの前のこの問題のようになるよね。」

と糸口を話し合えるようになることで、解き方の思考や手順、どこが難しいのか、まずなぜできないのか

そこも含めて考える習慣を意識するようになります。

そうすることで今の時点で数学ができなくても本当に一瞬で伸びていきます。

実際に昔かかわった受験生ではじめ10点台の点数が数か月で60点台にのびました。(さらに点数を伸ばすにはもうひと山あるのですが)やはり考えることっていうのは一番大事です

逆を言えば計算の負荷を下げて日頃から問題を解く時に解ける解けない関係なくちゃんと自分頭で考えてなおかつ公式定理の意味はどこにあるのかということをしっかり理解する勉強をしていれば必ず数学は伸びます。

計算練習 まずやってみよう

過去にやった問題との共通点を見つけてみよう

こうした第一歩を踏みしめることを苦手な子にはおすすめしてみてはかという話でした

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